軽自動車の保険料が安い自動車保険

2019年11月20日

軽自動車は車両価格だけではなく維持費の安さの面でも経済的なメリットが多く、2018年の販売台数ランキングでも上位10位に7車種がランクインするなど人気を集めています。軽自動車を対象とした任意保険の保険料はどのようにして決まるのでしょうか?また軽自動車の保険料が安い損害保険会社についてランキング形式で紹介しています。

軽自動車の保険料が安い自動車保険ランキング

損害保険会社 車種 平均保険料
ホンダ/N-BOX 日産/デイズ ダイハツ/ムーヴ
JF3/195万円/AEB有 B45W/190万円/AEB有 LA100S/100万円/AEB無
アクサダイレクト 23,770円 23,770円 27,940円 25,160円
45,760円 45,460円 47,920円 46,380円
イーデザイン損保 46,610円 46,610円 50,680円 47,967円
88,540円 87,560円 85,310円 87,137円
SBI損保 32,700円 32,700円 39,420円 34,940円
67,220円 66,810円 68,850円 67,627円
おとなの自動車保険 47,320円 46,120円 54,980円 49,473円
91,410円 89,690円 96,280円 92,460円
ソニー損保 44,330円 44,330円 48,940円 45,867円
90,890円 90,360円 89,010円 90,087円
チューリッヒ 27,630円 27,630円 31,090円 28,783円
51,520円 51,220円 52,940円 51,893円
三井ダイレクト損保 35,650円 35,090円 37,770円 36,170円
55,550円 54,330円 56,620円 55,550円
損保ジャパン日本興亜 52,590円 51,240円 75,120円 59,650円
97,530円 94,330円 129,740円 107,200円
★見積もり条件:対人、対物賠償保険=無制限、人身傷害保険(中+外)=3,000万円、搭乗者傷害保険=無、対物超過修理費用=50万円、その他特約=無(※自動付帯除く)、年齢条件=26歳以上、補償範囲=本人+配偶者、等級=6S事故無し、免許の種類=ゴールド、年間走行距離=7,000~8,000km、都道府県=東京都
★ランキング方法:軽自動車3車種(N-BOX、デイズ、ムーヴ)の車両保険無し(上段)、車両保険有り(下段、一般型:免責5-10万円)の合計平均保険料が最も安い順からランキング

1位 アクサダイレクト
アクサダイレクトの保険料設定

今回の見積もり条件では車両保険の有無に関わらず軽自動車の平均保険料はアクサダイレクトが最も安いという結果となりました。車両保険を付けない場合では25,160円、車両保険を付けた場合でも46,380円ととても安い保険料の見積もりが出ました。

年間保険料に応じて適用されるインターネット割引も最大20,000円まで割引されるので、保険料が高くなってしまう等級が低い方や年齢が若い方にもおすすめの自動車保険です。またAEB(衝突安全ブレーキ)が装備されている軽自動車にはASV割引が適用されます。

サービス面では万が一の事故の際にも専門チームが専任で対応してくれ、事故受付、重症事故急行面談、示談交渉から車の修理まで一貫してアクサのサービスを受けられます。無料で利用できるロードサービスも充実しており、旅行先で車が故障して利用できなくなってもレッカー移動やレンタカー費用、ホテルの宿泊費用、自宅までの交通費も負担してくれます。

2位 チューリッヒ
チューリッヒの保険料設定

今回の試算で車両保険を付けた場合でも外した場合でも平均保険料の安さで2位にランクインしたのはチューリッヒです。チューリッヒは中間コストを抑えたダイレクト型の自動車保険で、新車割引、エコカー割引といった割引制度があります。アクサダイレクトと同じく保険料に応じてインターネット割引最大20,000円が適用されるほか、ASV割引もあるので対応している軽自動車で契約を検討されている方におすすめです。

また紹介キャンペーンを実施しており、契約者からの紹介を受けてスーパー自動車保険の契約をすると保険料が最大で2,500円割引されます。一般的な補償内容に加えて原付特約や傷害特約など加入者のライフスタイルに応じて補償範囲を拡げることができ、旅行のキャンセル費用50,000円まで負担などロードサービスも充実しています。

3位 三井ダイレクト損保
三井ダイレクト損保の保険料設定

そして軽自動車の保険料の安さで3位にランクインしたのは三井ダイレクト損保です。車両保険を付けない場合はSBI損保の方が平均保険料は安くなりましたが、車両保険を付けた場合では三井ダイレクト損保の平均保険料は55,550円となっており、SBI損保よりも12,000円以上も安くなっているのが特徴的な結果となりました。

ニーズに応じた保険料が設定できるだけではなく、ASV割引をはじめ継続割引、セカンドカー割引などさまざまな割引制度も整備されています。また現在では自動車保険の見積もりを保存された方を対象に会員限定の優待サービス「三井ダイレクトクラブオフサービス」がお試しで利用できるキャンペーンも実施しています。一括見積もりサービスからでもクーポンをもらうことができるので、軽自動車で安い自動車保険をお探しの方は一度見積もり依頼されることをおすすめします。

→ 【2019年総合】保険料が安い自動車保険ランキング(リンク)

軽自動車の保険料の決まり方

自動車保険(任意保険)の保険料は普通自動車、軽自動車に関わらず、補償範囲や手厚さ、年齢条件、走行距離、等級などによって決まりますが、いくつかの点において違いがあります。軽自動車の保険料の決まり方や節約ポイントなどについて解説しています。

型式別料率クラスが無い

普通自動車と軽自動車で大きく異なるのは「型式別料率クラス」の有無です。普通自動車の場合は4つの保険においてそれぞれ9クラスに分類されおり、前年度の事故率などに応じて保険料算出の基準として使用されます。

普通自動車 軽自動車
型式別料率クラスあり
「対人賠償保険」
「対物賠償保険」
「搭乗者傷害保険」
「車両保険」
→ それぞれ9クラスに分類
型式別料率クラスなし
→ 軽自動車のすべての車種が同じ料率クラスに分類

一方、軽自動車は車種に関係なく同じ型式別料率クラスに分類されるため、車種が異なっていても補償内容や年齢条件などが同じであればほぼ同じ保険料となります。上の見積もり結果でも、ホンダのN-BOXと日産デイズの保険料はほぼ同じになっています。型式の古いムーヴはASV割引が適用されないため他の2車種より保険料がアップしています。

しかしながら2020年1月より軽自動車にも型式料率クラスが3クラスに分類され、車種ごとの事故率などに応じて保険料が変わることになりました。事故率が高い車種は保険料がアップすることも予想されているため、古い型式の軽自動車に乗られている方は消費税が上がる前に買い替えを検討する良いタイミングかもしれません。

軽自動車の保険料は安い

普通自動車に比べて軽自動車の保険料は相場が安いと言われています。日産デイズとホンダフィット(どちらも車両保険金額190万円で設定)で保険料を比較してみました。

損害保険会社 車種
日産/デイズ ホンダ/フィット
B45W/190万円/AEB有 GK3/190円/AEB有
アクサダイレクト 23,770円 27,090円
45,460円 50,750円
SBI損保 32,700円 36,050円
51,220円 69,220円
三井ダイレクト損保 35,090円 34,130円
54,330円 63,870円

三井ダイレクト損保の車両保険無しの見積もり以外では日産デイズ(軽自動車)の方がホンダフィット(普通自動車)よりも保険料が安いという結果となりました。これはフィットの型式別料率が軽自動車よりも高いクラスに分類されているためで、ほとんどの普通自動車も軽自動車よりも高いクラスになっているため保険料も高くなっています。

つまり言い換えると軽自動車の方が事故率が低く、相手方に与える損害が比較的少ないことから保険料が安くなっています。また軽自動車は日常・レジャーを使用目的に乗られている方も多く、近所への買い物やお出かけに利用する機会が多いためスピードを出し過ぎる可能性も低いことも保険料が安い理由の1つとして考えられています。

軽自動車の保険料を節約するポイント

その1.ASV割引がある自動車保険を選ぶ

最近ではAEB(衝突安全ブレーキ)が装備されている軽自動車も増えてきました。AEBは前方に障害物があると衝突回避や衝突速度を下げるために自動的に動作し、事故率が低くなることがAEBが付いている車種はASV割引で最大9%の保険料割引が受けられるので、ASV割引がある自動車保険を選ぶようにしましょう。

その2.車両保険を外すかエコノミーに

また買い替えや売却を検討されている車であれば、車両保険を外してみるのも保険料を大きく節約するポイントです。上の見積もり結果でも車両保険(一般型)を付けると保険料が5万円近く上がってしまうこともあります。盗難時や全損時に車両が補償されなくなりますが、「万が一の際は車を買い替えれば良いか」と割り切ることができれば保険料を大幅に抑えることができます。

事故で車が壊れて動かなくなったり盗難されると困るという方は、エコノミータイプにして補償を限定すれば保険料も節約できます。当て逃げされたり自転車との事故は補償範囲外となるので事前によく確認しておきましょう。

→ 車両保険が安い自動車保険

その3.一括見積もりサービスを利用する

最後に最も大切なポイントですが、自動車保険の保険料を一括で比較できるサービスを利用することが大事です。上の保険料の見積もり結果からもわかるように保険会社によっては保険料は大きく異なります。車両保険を付ける場合で比較すると最大で8万円以上も保険料の差があるので、知らずに契約してしまうと大きく損してしまいます。まずは一括見積もりサービスを利用して保険料の相場を知っておくことも保険料を節約するポイントとなります。

参考リンク
・金融庁:任意保険のASV割引について(PDF)